図書室からの貸し出し
図書室からの貸し出し
担任所有の蔵書だけでなく、学習中のテーマに沿った本など担任のリクエストにもとづいて学校司書は適当な本を見繕い、各教室へ「配達」する。北米の小学校には日本の教科書に相当するものはなく、学区のガイドラインに沿っていれば担任教諭にカリキュラムを決める自由がある。そのため学級ごとに学習内容は多少異なり、授業関連の書籍をまとめて図書室から借りても他の学級に迷惑がかかることは少ない。図書室からの貸出本を定期的に入れ替えることによって、学級図書の内容はさらに充実したものになる。
購入や献本
もう一つの特徴として各学級とスコラスティックなどの大手の児童書・教育書出版社との密接な関係が挙げられる。大手出版社は学級担任を通して、保護者にハードカバー、チャプターブック、教材などを市販より多少安い値段で販売している。学級ごとに販売冊数が算出され、一定の冊数に達すると学級担任は業者から本や教材を無料で受け取ったり割引券を手に入れることができる。保護者が一定の支払いをして、その金額内で担任がカタログから自由に本を選べるシステムもある。
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また多くの学校にはブック・フェアー という児童や保護者を対象にした出版社の出張販売イベントが年1回程度開催されている。日本でも一部の私立校で実施されているが、出版社は特定のテーマの本や、推薦図書や人気本を集めて校内で販売する。予算のある学校では児童文学作家を招いて講演会を開き、作家の本をまとめて販売することもある。こういった販売イベントに各担任が学級図書用のリクエストを提出すると、保護者は子供が在籍する学級の図書を購入する。